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風力発電の鍵となる風車はまだまだ成長段階にあり、風車の効率・寿命を延ばすには細やかな点検とメンテナンスが欠かせません。
「風車を大切に長く使っていきたい。」そのためにCEFでは、日常点検・1ヶ月メンテナンス・定期メンテナンスを実施しています。更には、CEFの豊富な経験・データに基づく独自の強化メンテナンスの実施も計画中です。強化メンテナンスの実施が実現すると、定期的なメンテナンスが3ヶ月に1度の高頻度で行われることになります。これにより、更に早期且つ適確に事故・故障の予兆を発見でき、大規模な損傷も防げ、風車利用率・稼働率は飛躍的に伸びると考えられます。

日常点検

- 1.小さなエラーの積み重ねが重大事故に繋がる -

小さなエラーを早期に発見することが日常点検における最重要目的です。それは、小さなエラーが積み重なることで大きな事故に繋がることになるからです。 O&Mスタッフは365日欠かすことなく、豊富な経験と五感を使って一つ一つのパーツのわずかな変化(異音・異臭・異温度・振動など)を発見するため点検に当たっています。

主な点検項目
Main Cabinet
監視・制御用 PCのチェック
制御盤・分電盤
盤の蓋を開けて、異音・異臭・エラーなどの有無をチェック
LVMD(低圧盤)・SEG(コンバータ盤)など
RM6(22kV遮断器/特別高圧遮断器)
絶縁ガスの確認
tower監視装置周辺
監視カメラ・サイト周辺の点検
ブレード
外部からの目視・異音などの点検
- 2.現場常駐だからできる監視+点検 -

例えば、強風により稼働停止した風車は、風が弱まれば自動的に復旧して再稼働するようにプログラムされています。しかし仮に強風によるパーツの故障などが起きている場合に、そのまま再稼働をしてしまうと、重大な事故・故障を引き起こす可能性があります。
そのため稼働停止した時点で、現地での風車点検を実施し、不具合・問題などが無いことを確認してから再稼働させることが重要です。
このような対応を行うには、常時風車の近くで監視業務を行っている必要があり、更には、天気及び風況を細かく把握し、強風時には故障などで稼働停止する場合に備えておく必要があります。

1ヶ月メンテナンス

- 初期不良を見つけ出す-

建設・試運転が終わり風車を稼働させて1ヶ月後に、最初のメンテナンスを行います。このメンテナンスの主な目的は初期不良パーツ・初期不具合の発見・修復・交換です。実際に1ヶ月稼働させることで、どのようなパーツに、どのような不具合が発生するのかを確認し、その対処にあたります。

例えば、新品のボルト・ワッシャー・ナットは摩擦力が充分でないため、通常運転に伴う振動でさえも、ゆるみが生じます。そのため、更に増し締めを行う必要があります。

6・12ヶ月定期メンテナンス

- 100項目を超える詳細な定期メンテナンス-

日常点検とは別に非常に細かなメンテナンスを定期的(6ヶ月毎)に行います。
チェック項目は風車製造メーカーから提供されたものに、CEF独自の基準から補強項目を加え、その総数はゆうに100を超えています。
また、このメンテナンスは風車を停止させなければ実施できないもので、質と同時にスピードも要求されます。CEFでは現在、1基につき10日程度かけて点検しています。(メーカー提供項目のみの場合は3〜4日)
そして、このメンテナンスの内容はレポートとしてまとめられ、CEFオリジナルの作業手順書(メンテナンスマニュアル)のもととして活用されたり、風車製造メーカーへと提出・蓄積されることで、風車業界全体のレベルアップにも繋がっています。

主なメンテナンス項目
機械部品の破損チェック
ボルト、ナットなど
消耗品のチェック
グリスなど
電気系センサーの確認
風向センサー
風速センサー
ヨーセンサー(風車の向き)
振動/過速度/ロックについての安全装置

※メンテナンスの項目別に、6ヶ月もしくは12ヶ月の定期メンテナンス
へと振り分けられています。

達成感!!

達成感!!

『メンテナンス業務は、自分の技術力による部分が大きい為に大変やりごたえがあり、また、風車の稼動に直接関わっているので、達成感を感じることができます!』

建木一真

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強化メンテナンス

- CEF独自の強化メンテナンス -

定期メンテナンスのチェック項目の中でも重要度の高い項目に関しては、より高頻度にチェックすることで、故障防止の確実性が更に高められます。これは、豊富なメンテナンス経験・データがあればこそ実現可能な、CEF独自のものです。

主な点検項目
タワー下部の点検
制御盤・変圧器などの目視点検・機能試験
コンバータ・ファンの異音点検
ナセル点検
オイル漏れ(各種ポンプ、ギアボックス、ヨードライブなど)
ヨーの状態チェック(ヨーブレーキディスク、キャリパーなど)
ブレーキ(ブレーキディスク、キャリパーなど)
コントロール/パワーケーブルのよじれ、絶縁皮膜の状態など
オートグリーサー
ベアリングノイズ

メンテナンスの標準化

- メンテナンス技術の更なる向上 -

CEFでは、強化メンテナンスの実施計画と共に、メンテナンスの標準化も計画中です。
全サイトにおけるメンテナンスの技術・手法・情報などの仕様を確立することで、CEF全体としてのメンテナンス水準のボトムアップを実現します。

特命担当スタッフによる実地指導
不定期に各サイトを訪れ、作業中の状況確認と指導を行う
ナセル点検
現在メンテナンス時に記録しているレポートをもとに、労働基準監督署に提出するものと同程度詳細な作業手順書の作成を行う