地球温暖化が世界的に懸念されるなか、自然の恵みを活かしたクリーンエネルギーに注目が集まっています。
なかでも風力発電には多くのメリットがあり、日本でも積極的に導入が進められています。
クリーンエネルギーとは風力、太陽光、潮力などの自然エネルギーを利用したものです。
水素と酸素を反応させて電気を取り出す燃料電池、廃棄物の焼却熱を利用した廃棄物発電もクリーンエネルギーに含まれます。
人間がより快適な生活を追求する一方で、大量の温室効果ガス(1)が大気中に放出されるようになりました。
その結果、地球全体の平均気温が急激に上昇しています(2)。
温暖化による影響としては、海水の膨張や氷河の融解による海面の上昇とそれにともなう沿岸域の水没、
自然生態系の崩壊および絶滅種の増加、伝染病危険地域の拡大などの健康被害、異常気象や公害の深刻化などが懸念されています。
(1) 温室効果ガスには二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、亜酸化窒素(N2O)、フロンなどが含まれます。
(2) 過去100年間に地球の平均気温は0.3度から0.6度上昇しています。現在のペースで温室効果ガスが増加すると、2100年には平均気温が約2度上昇すると予測されています。
風力発電は、温室効果ガスを排出しない代表的なクリーンエネルギーです。自然の力である風力は枯渇することがなく、資源に乏しい日本でも無尽蔵のエネルギーが得られます。とくに日本は長い海岸線を持ち、安定した風力が得られるため、地形的にも適しています。しかも、風力発電は、風力エネルギーの約40%を電気エネルギーに変える効率のよい方法です。
日本において風力発電は1990年ごろに実用化が始まりました。1990年代の終わりごろからは、政府をはじめとする各方面でさまざまな導入策がとられ、2000年度以降は導入量と設置基数の両方において毎年、前年度比130%から150%の伸びを達成しています。導入量は2005年度において1,078千kW、総基数は1,050基になりました。
個々の風車の大きさについては、大型風車の増加が目立つようになりました。2005年度に新たに導入されたなかでは90%が出力1000kW以上でした(1)。また、規模の効果が見込まれるために、複数の風車が並ぶウインドファームの建設が多くなっています。なお、地域別に見ると、北海道、東北、九州が総導入量の75%近くを占めています(2)。
(1) 導入基数132基のうち、1000kW以上が120基、そのなかには2000kWクラスも18基含まれています。
(2) 北海道22.4%、東北34.5%、九州17.8%。
世界全体では2005年12月末において、5898万kWの電気が風力発電によって作られています。国別では、トップはドイツで1843万kWの導入量で、世界全体の約31%を占めています。ドイツの後にはスペイン、米国、インド、デンマーク、イタリア、英国、中国、オランダが続いています。日本は現在、第10位ですが、2010年には300万kWを目指し、積極的な導入が進められています。
(出典) NEDO技術開発機構、世界風力エネルギー協会(WWEA)
トップページ | 会社概要 | 事業の進め方 | 設置状況 | リンク | 風力発電について | CEF昆布盛ウインドファームPROJECT | O&M・建方サービス ^ top